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FAQ(よくある質問)

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FAQ(よくある質問)

 

Q.スマホゲーム課金による借金でも個人再生できますか?

最近は、スマホゲーム課金によって多額の借金を作ってしまった人の相談が増えています。

多額のスマホゲーム課金は、浪費になります。

個人再生手続では浪費があっても借金の減額は認められるものの、将来、支払っていけるかどうかの履行可能性を判断する際、スマホゲーム課金が今後発生しないかどうかがポイントになります。

スマホゲーム依存症から脱却できているならば、個人再生の利用が可能でしょう。

スマホゲーム依存症とは?

2019年5月25日、世界保健機関(WHO)は、「ゲーム障害」を新たな依存症として認定しました。

オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる状態をいいます。ギャンブル依存症やアルコール依存症を同じように、治療が必要とされるものです。

 

これに先立ち、『スマホゲーム依存症』という本が出され、スマホゲーム課金から抜け出せない理由・対策が紹介されていました。

 

スマホゲーム依存症
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多重債務相談でも、スマホゲームの課金で債務を負った、増やしてしまったという人が結構います。
モンスターストライクなどの名前が出てきます。

100万、200万円という課金も珍しくありません。
自己破産では、浪費に該当する支出でしょう。

スマホゲーム依存症という病名があるわけではありませんが、このような多額の課金や人間関係を壊してしまうくらいハマってしまうのは、ギャンブル依存症、アルコール依存症等の依存症と同じレベルではないかとの話が書かれています。

趣味の範囲で遊ぶならともかく、収入の範囲内でコントロールできないくらいの支出をしているとなると、病気に近いものとして対策を考えていかなければなりません。

スマホゲーム依存症

 

このようなスマホゲーム課金で多額の借金を負ってしまう人が、ダメ人間かというと必ずしも、そうではありません。
仕事をしっかりしていて収入がある程度あったりとか、それなりの地位にいる人も多いです。

 

スマホゲームではありませんが、成毛眞さんが、ファイナルファンタジーにハマって部屋から出てこなくて社員が迎えに来たとかいう話も有名です。

 

スマホゲームは依存しやすい構造

本の中では、スマホゲームは依存しやすい性質を持つとして、その理由が書かれています。

 

1 クリアがない

普通のゲームだと、クリアしたら終わって次のゲームに行く。その時点で、止めるとかリセット効果があるのですが、延々と続くゲームだとこの機会がありません。

 

2 ガチャによるギャンブル刺激

多くのスマホゲームでは、ガチャと呼ばれたり、同樣の仕組みを使っています。
ランダムでキャラなりアイテムがもらえる仕組みです。
何が当たるか?当たったー
というときに、脳ではドーパミンが放出。
ギャンブルで勝ったときと同じような興奮状態になります。

ギャンブル依存症があるのだから、同じ脳の構造でガチャ依存症にもなりうるわけですね。

 

3 いつでもどこでもできる

これらに加えて、スマホはいつでも持っている。どこでも使えるので、常にゲームの世界に行けることになります。
電車の中でも、食事中でも、エレベーターの中でも。

依存度が高まりやすい、抜け出せない構造です。

食事中も

 

このようにスマホゲームというのは依存性が高いのに、「無料のヒマつぶし」という軽い気持ちで始めてしまいやすいのです。
そして、いつの間にか、生活の中心になってしまうのです。

 

ヒマつぶしだけでなく、「現実逃避」でスマホゲームを始める人も多く、この点は、他の依存症とも類似しています。

このような人は、スマホゲームで承認欲求が満たされることで抜けられなくなることもあります。
スマホゲームでは、オンラインの仲間と一緒にするマルチプレイも多く、オンラインの仲間から「すごい!」と言われることで、承認欲求が満たされます。
また、オンラインのメンバーよりも強いキャラを手に入れたりすることで、勝ち誇る気分を味わえることもあります。

 

現実逃避で始めた人は、現実世界で得られない承認欲求をスマホゲーム世界では満たされるので、なおさら抜けられない構造になっています。

スマホゲーム依存度チェック

自分でどれくらいスマホゲームにハマっているかどうかチェックするテストがあります。
ネットテストも多数ありますが、本の中では、微妙だという指摘がされています。
あまり信用しすぎてはいけないようです。

本の中で信頼度が高いとして紹介されているスクリーニングのツールとして2つのテストがあります。

 

1つ目が
スマートフォン依存スケール。
ゲームではなく、そもそもスマートフォンに依存しているかどうかのチェックテストです。

10問あって、当てはまるかどうかを1~6で出します。
これを合計するという方法です。

全く違う場合は1点,まったくその通り・完全に当てはまる場合には6点

 

スマートフォン依存スケール

『スマホゲーム依存症』104頁より引用

合計が31点以上だと、スマホ依存の疑いありとのことです。

 

もう一つのテストはインターネットゲーム依存症テスト
スマホゲームに限らず、ネットゲーム依存症チェックです。

こちらも10問あって、該当する項目がいくつあるかをチェックします。
もともとのテストでは、時々あるという選択肢は数えなくて良いとされていますが、本の中では、これも数えた方が良いと書かれています。

インターネットゲーム障害テスト

『スマホゲーム依存症』107頁より引用

 

時々あったものも含めて5つ以上あればゲームへの依存が始まっている状態として警戒すべきとのことです。

これらに当てはまって、抜け出せなさそうな人は、依存症と考えて真剣に取り組む、場合によっては病院ということも考えた方が良いことになります。

 

スマホゲーム依存への対策

病院に行ったけれども、「とりあえず様子を見ましょう」と言われることがあるそうです。
これは聞いてはいけないそう。

スマホゲームは様子を見ても飽きることがないので、意味がないそうです。

スマホ

やるならば徹底的に対策が必要とのこと。

では、どのような対策があるのでしょうか。

 

ガチャをついやってしまう患者さんにはガチャ日記をつけることを推奨しています。

ガチャ日記でいくら使ったかを記録するわけですね。
そのお金があれば・・・
という感覚にさせるわけです。


見える化です。


レコーディングダイエットで食べ物を記録するのと同じですね。

ガチャで多額の課金をしている人は、虚しさをどこかで感じていたりします。
それをより実感させることで、そこから離れやすくする方法ですね。

にっき

 

なお、悪習慣を減らす方法として、そもそも悪習慣の行動を取りにくくする方法は有効です。
スマホゲームであれば、アプリへのアクセスを面倒にすることで、行動を減らせる可能性があります。
iphone であればフォルダに入れて、何回もスクロールしないとたどり着けない遠くの画面に移動させるとか。

止めたいという気持ちがある場合には、このような手間をかけることで、徐々に習慣を改善できることがあります。

習慣改善には、自分の意志でなんとかしようとするのではなく、勝手に行動が改善される仕組みを作る方が成功しやすいです。

極端にいえば、思い切ってアプリを削除してしまう方法も有効ですね。
こわければバックアップをとって、一度削除してみる。

何日かすれば、気持ちがスッキリして、スマホゲームに戻る気なんてなくなっているかもしれません。

スマホゲーム破産をした人の話では、削除したら本当にスッキリしたとのことです。

 

スッキリ


何を失っているのかを考える。
本の中で書かれている対策ですが、ゲームにハマっていることによって何を失ってしまっているのかを考える方法です。

課金してるならば、そのお金があれば何ができたのか。
お金以外でも、家族・友達との関係を失っていないか。


また、お金以外でも、時間を失っているのは確かでしょう。
細切れであっても、時間を失っています。その時間で何ができるのか。

そして、私自身が考えるに、脳のリソースも浪費していることになります。
ゲームであっても意識がそっちに向くことで、脳のリソースが一部使われている。
ゲームのことが気になるだけでも、他のことに使えるリソースが減ってしまうのです。

やめてスッキリしたという人は、そこに拘束されていたリソースが解放されたからではないでしょうか。


スマホゲーム課金地獄から抜け出したい人は、この本もチェックしてみてください。

 

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また、残念ながら多重債務になってしまい、返済できない人は、借金対策については、ぜひご相談ください。


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