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ケース紹介40  Hさんの事例 

海老名市在住 ( 会社員 / 50代 / 男性 )

借入の理由:転職、収入減 債務総額 700万円


神奈川県海老名市に居住する50代の男性のケースです。

住宅ローンをのぞいて約700万円の債務がありました。

転職による収入減等が理由です。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2022.9.13


海老名市内に購入した住宅ローン返済等のため、収入を増やそうとして歩合の割合が多い仕事に転職。

当初は歩合収入が増えず、住居費や教育費を借入で補うことになりました。

ただ、その後、自身の頑張りもあり、額面年収で700万円まで上げることができました。

この額の収入を維持できれば、借金の完済も見える状況でした。


ところが、職場の給与体系の変更により、歩合制度が廃止、大幅に収入が落ち込んでしまいました。

年齢からもさらに転職することは難しい状態でした。妻がパートに出るなどして家計を補いましたが、返済には追いつかず、相談に来られました。


知人からの勧誘を受けたり、職場の関係で多数の保険に加入しており、300万円近くの解約返戻金がある状態でした。


選択肢としては、生命保険等を解約して、返戻金で一部の債務を完済、残りの債務を任意整理で分割払いにするか、財産価値以上の支払いをするとして個人再生をするかというものでした。

個人再生の場合、700万円の借金は、財産がなければ5分の1になりますが、これを上回る財産価値がある場合には、財産価値が最低支払い額になります。清算価値基準と呼ばれます。

今回のように保険が300万円程度あると、これは財産とみなされるため、総支払額は約350万円になる見込みでした。


相談者としては、今後のこともあり、大部分の保険を残したいということで、借金が半分になるなら個人再生のメリットは十分にあると考えて、個人再生を選択することになりました。


資産状況

不動産は、評価のため査定書を取得したところ、査定価格よりもローンが大きいオーバーローン状態で無価値と評価されました。

保険は解約返戻金が約300万円、その他、自動車の査定でも一定の査定価値がつき、清算価値は約350万円となりました。

借金の5分の1を上回る清算価値となったため、そちらが支払基準になりました。


手続きの方針・結果

700万円程度あった借金を約350万円まで減額できました。総支払額が高くなったため、特別な事情を説明し、5年間で分割返済する再生計画案を作成し、認可されました。

毎月の支払は約6万円となっています。


個人再生伊勢原


海老名市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所への申立てとなります。

海老名市からも、隣接地域であることや、ジン法律事務所弁護士法人で海老名市の法律相談を長く担当していたこともあり、相談、依頼はよくあります。

海老名市にお住まいで個人再生をお考えの方は、ぜひご相談ください。

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